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SPIL、全懋精密株売却を否定


ニュース 電子 作成日:2008年6月16日_記事番号:T00008163

SPIL、全懋精密株売却を否定


 半導体のパッケージング・テスティング業界2位の矽品精密工業(SPIL)がプリント基板メーカーの全懋精密科技(フェニックス・プレシジョン)に対する持ち株を欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)に売却するとの観測が浮上していることについて、SPILの林文伯董事長はこのほど、「持ち株を処分する考えはない」と否定した。16日付電子時報が伝えた。

 SPILはパッケージング新技術の進歩に伴い、今後プリント基板(PCB)メーカーとの協力がさらに重要になるとみている。林董事長は「全懋に対する持ち株は戦略的投資と位置付けており、将来的に全懋などとの提携の可能性も排除しない」と述べた。SPILは現在全懋の筆頭株主となっている。13日に開かれた全懋の株主総会でも役員の顔ぶれに大きな変動はなかった。