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時代力量の黄国昌主席辞任へ、党務引退を表明


ニュース 政治 作成日:2019年1月21日_記事番号:T00081630

時代力量の黄国昌主席辞任へ、党務引退を表明

 ヒマワリ学生運動に端を発し、若者の支持を集めている第2野党・時代力量の黄国昌主席(45、立法委員)は21日未明、フェイスブック(FB)上で「党務から退く」と表明した。党主席を辞任する意向を示したものと受け止められている。蘋果日報電子版が21日伝えた。

/date/2019/01/21/17npp_2.jpg黄氏は時代力量が結党された2015年以来、主席を務めてきた(21日=中央社)

 黄主席は「党は歩みが安定してきた。党務を下りるのに適当な時期ではないかと思う。台湾の将来ビジョンに関するさらに多くの改革議題に専念することが、自分にとって次の段階の仕事の重心だ」と述べた。

 時代力量は党員大会で主席団による党主席推挙制度を廃止し、1月末に選出される15人体制の政策決定委員会での互選で党主席を選ぶ方式を採用する。黄主席はそれに先立ち、続投しない意向を表明した格好だ。

 黄主席は記者団に対し、「時代力量は民主的な政党であり、一人の政党ではない」と述べ、後進の人材が党務に参加することに期待感を示した。