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半導体業況、SPIL董事長が慎重見通し


ニュース 電子 作成日:2008年6月16日_記事番号:T00008164

半導体業況、SPIL董事長が慎重見通し

 
 半導体のパッケージング・テスティング業界2位の矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は13日、今後の業績見通しについて、下半期のテスティング需要に落ち込みが見られれば、回復は来年上半期に持ち越されるとの見方を示した。14日付蘋果日報が伝えた。

 林董事長は株主総会後で「第2四半期の売上高は5%近い伸びが見込めるが、通年では成長が伸び悩むとの見方を維持している。第3四半期は見通しが立てにくく、伸びは限られる。北京五輪後に需要が大幅に後退するかどうかも見極めが必要だ」と述べた。

 第2四半期については、売り上げの伸びが前回の業績説明会での予測値1~5%の上限を達成できるとした。4~5月はネットワーク関連製品が好調で、パソコン、電子製品が横ばい、メモリーカードと携帯電話は伸び悩んだ。