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LINEで会話式問診・予約、HTCが開発


ニュース 医薬 作成日:2019年1月22日_記事番号:T00081647

LINEで会話式問診・予約、HTCが開発

 宏達国際電子(HTC)傘下の健康医療事業部「DeepQ」は21日、彰化基督教医院(彰化市)と提携し、人工知能(AI)技術とブロックチェーン技術を統合し、対話アプリ「LINE(ライン)」を通じて会話形式で事前問診や診察予約ができるサービス「蘭医師」を発表した。22日付経済日報が報じた。

/date/2019/01/22/09htc_2.jpg蘭医師から出される症状の質問を選んで答えていく(HTCリリースより)

 「蘭医師」はLINEで「@cch.org.tw」と検索し、「友だち」に加えるだけで利用可能となり、質問に答えていけば、台湾全土10カ所の病院のどの科で診察を受ければよいか判断され、予約できる他、予約した病院の担当医師に症状などの情報を送信し、限られた時間での診察の質向上を可能にする。

 DeepQの張智威(エドワード・Y・チャン)総経理によると、「蘭医師」の技術は同社のブロックチェーン技術研究チームと台湾大学、米スタンフォード大学と共同開発したもので、医療データを病院間で共有できる他、患者の資料保護のセキュリティーを向上させた。