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華碩が7月から大幅昇給、業界平均以上へ


ニュース 電子 作成日:2008年6月16日_記事番号:T00008165

華碩が7月から大幅昇給、業界平均以上へ


 華碩電脳(ASUS)は、7月から成果主義による昇給を導入し、同社の給与水準を業界平均以上に引き上げる計画だ。16日付工商時報は、平均上昇幅は2割以上になると予測している。

 施崇棠華碩董事長によると、同社の給与水準は、業界で低い方から20%に入るという。現在同社の年間給与は月給の約14カ月分で、初任給は▽大学卒業で2万8,000台湾元(約9万9,000円)▽修士課程修了で3万6,000~3万8,000元となっている。このほか四半期ごとに1万5,000元のボーナスが支給される。

 施同社董事長は先日の株主総会で、これまで同社の給与は少なかったが、事実上のボーナスとなっていた自社株現物支給(分紅)で、従業員が確保できていたと語った。分紅の費用計上化に伴い、今後は自社株支給の割合を通年利益の10~15%とし、株式支給の目減り分をボーナスなどで補うことで従業員の流出を防ぎ、新たな人材を導入したい考えだ。