ニュース 家電 作成日:2019年1月23日_記事番号:T00081668
液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)はベトナムに新設する工場で、第2四半期に量産を開始する予定だ。主に55インチ以下のテレビを生産する。当初は生産ライン1本を設置するが、最大3本まで設置可能で、生産能力は400万~500万台に達する見通しだ。23日付工商時報が報じた。
呉アムトラン董事長。テレビ生産は蘇州では大型、ベトナムでは55インチ以下と役割分担を図る(22日=中央社)
アムトランは昨年8月、米中貿易摩擦の激化を受け、リスク分散のためにベトナムに工場を設置すると発表した。昨年末に土地と工場棟を取得しており、今年3月に設備を搬入する計画だ。投資額は3,500万~4,500万米ドル。
アムトランの昨年のテレビ出荷台数は340万台で前年比47.8%増加、スマートスピーカーは60万台で約50%増加した。テレビ価格の下落で昨年の連結売上高は150億1,900万台湾元(約530億円)と10.6%減少したが、昨年第1~3四半期は純利益6,278万元を計上し、第4四半期にテレビ、スマートスピーカーの出荷台数が昨年のピークに達した。
アムトランの呉春発董事長は、今年の業績は昨年を上回るとの見通しを示した。今年は新規顧客向けに27~30インチのゲーミング(ゲーム用)ハイエンドモニターを出荷する他、米国では業務用ディスプレイの新規受注を獲得したと明らかにした。
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