ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年1月23日_記事番号:T00081669
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が22日発表した2018年の連結税引き前利益は318億9,000万台湾元(約1,130億円)で、前年比36%増加し、過去8年で最高となった。鉄鋼製品価格の上昇と販売量増加が貢献した。23日付経済日報が報じた。
CSCの昨年12月の連結税引き前利益は19億5,000万元で、前月比30%減、前年同月比42%減だった。出荷量減少とコスト上昇が響いた。
CSCは、昨年第4四半期まで5四半期連続で域内オファー価格を引き上げた。ただ、今年第1四半期は、米中貿易戦争の影響から引き下げに転じている。
証券会社は、鉄鋼製品価格が安定推移すれば、CSCの19年利益は前年並みと予想した。特に6%台の経済成長率がここ数年続いているベトナムでインフラ整備向け需要が期待でき、CSCが50%以上出資するベトナムの冷延工場、および20%以上出資する台塑集団(台湾プラスチックグループ)などとの合弁、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)がCSCの利益に貢献する見通しだ。
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