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製造業19年生産額予測、1.58%増に下方修正【表】


ニュース その他製造 作成日:2019年1月23日_記事番号:T00081672

製造業19年生産額予測、1.58%増に下方修正【表】

 工業技術研究院(工研院、ITRI)産業科技国際策略発展所(産科国際所)は22日、台湾製造業の2019年生産額予測を前年比1.58%増の19兆5,600億台湾元(約69兆4,000億円)と、昨年10月時点の成長率予測より1.63ポイント下方修正した。産科国際所の蘇孟宗所長は、世界的な景気の減速を受け、輸出市場の需要低下と原料価格の下落が主因と説明した。23日付工商時報が報じた。

/date/2019/01/23/08iekcqm_2.jpg蘇所長(左3)は、輸出減少を内需の伸びで補えるかが鍵となると述べた(工研院リリースより)

 業種別の19年生産額予測は、▽情報電子業、6兆6,700億元(前年比2.2%増)▽化学工業、5兆200億元(1.1%増)▽金属・機電業、5兆5,100億元(1.15%増)▽民生工業、2兆3,600億元(1.87%増)──でいずれも下方修正した。

/date/2019/01/23/maker_2.jpg

 また、今年の台湾製造業の生産額成長率が前年に比べ低下する確率は61.3%と前回予測より6.5ポイント上昇した。世界景気悪化、台湾の輸出総額が昨年11月に2年間続いた前年比プラス成長がストップしたことなどが要因だ。