ニュース 公益 作成日:2019年1月23日_記事番号:T00081678
経済部は30日に2019年の洋上(オフショア)風力発電の電力買い取り価格を最終決定する。業界の反発を受け、当初案の1キロワット時(kWh)当たり5.106台湾元(約18円)からの引き上げが予想されている。業界の一部には台湾からの撤退をほのめかす声も上がったが、その後は模様眺めの状況だ。23日付経済日報が伝えた。
洋上風力発電大手のデンマーク企業、エルステッドは今月19日、既に着工済みの工事案件の中止を台湾の協力メーカーに通知したと発表し、業界に波紋を広げた。しかし、エルステッドを含む各社は投資の最終判断を先送りしており、経済部による電力買い取り価格の発表を待っている。
一方、エルステッドは経済部工業局による産業関連性報告審査で、海面下の基礎工事における地元からの資材調達量が不足しており、同局から「国産化目標未達成」と認定された。未達成でも当面の事業許可取得には影響しないが、経済部能源局(エネルギー局)から期限付きで改善措置を求められることになる。エルステッドは「能源局に改めて説明と証拠資料の提出を行いたい」と説明した。
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