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GCSとエピスター 、6インチで提携


ニュース 電子 作成日:2019年1月24日_記事番号:T00081687

GCSとエピスター 、6インチで提携

 ガリウムヒ素(GaAs)ファウンドリー、環宇通訊半導体控股(GCSホールディングス)は23日、LED(発光ダイオード)最大手、晶元光電(エピスター)子会社のファウンドリー、晶成半導体に1億6,400万台湾元(約5億8,000万円)を出資すると発表した。晶成半導体の株式の14%を取得する。GCSは今後、晶成半導体に生産技術を提供し、晶成半導体はGCS向けに6インチウエハーで消費者向け電子機器や第5世代移動通信(5G)用の光電、高周波デバイスなどを生産する。24日付経済日報が報じた。

 エピスターは、晶成半導体の6インチウエハーの月産能力は現在2,000枚で、5,000~6,000枚まで引き上げることが可能と説明。年内に生産能力を拡大すると表明した。

 GCSは中国のLED最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)とも6インチウエハーでの受託生産で提携しており、福建省アモイの合弁会社が光電、高周波デバイスを生産している。

 GCSは、顧客は今後、中台のいずれで生産するかを選べるようになり、世界の貿易摩擦に対応しやすくなると説明した。