ニュース 電子 作成日:2019年1月24日_記事番号:T00081690
外電の報道によると、アップルは今年のスマートフォンiPhone新機種全てで3D(3次元)タッチ機能を採用せず、コスト削減を進めるとみられる。これにより、タッチパネル大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)や業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)などが受注を失う恐れがある。2社は報道に対し、ノーコメントとした。24日付経済日報が報じた。
アップルは、昨年の新機種のうち、ハイエンド機種のiPhone XS(テン・エス)シリーズにのみ3Dタッチ機能を搭載。iPhone XR(テン・アール)には搭載しなかった。同社は、コスト削減に向けて、ハイエンド機種でも同機能の搭載の廃止を検討しているとみられる。
TPKとGISは、3Dタッチ機能が今後のiPhoneに採用されない可能性を考慮し、対策を進めている。TPKは銀ナノワイヤ(SNW)技術を開発。同技術は、iPhoneが今後、フレキシブル有機EL(OLED)パネルを採用し、かつ折り畳み式(フォルダブル)モデルとした場合にも対応可能だ。
GISは、ディスプレイ埋め込み型指紋認証モジュールに注力しており、サムスン電子のスマホ旗艦機種「ギャラクシーS10」に採用された。
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