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旅客輸送業9日連続勤務容認、労働部が正式発表


ニュース 運輸 作成日:2019年1月24日_記事番号:T00081705

旅客輸送業9日連続勤務容認、労働部が正式発表

 労働部は23日、自動車旅客輸送業(道路旅客輸送、市内バス)について、長期連休期間には9日間を上限に連続勤務を認めると正式に発表した。ただ、労働組合または労使会議での決定が前提となる。約1万人が対象となる見通しだ。24日付中国時報が伝えた。

 労働部は交通部の提案通りに、▽1日当たりの労働時間が11時間を超える日が3日間連続してはならない▽毎日の運転時間が10時間を超えてはならない▽連続する勤務日の間に10時間以上の休憩時間を設ける──という付帯条件を付けた。

 業界労組、台湾汽車客運産業工会の張立宗理事は「安全は労働者の責任で、不幸にも事故が起きた場合、最も弱者である運転手が最大の法的責任を負うことになる」として、受け入れ難いとの立場を表明した。