ニュース 公益 作成日:2019年1月24日_記事番号:T00081707
行政院環境保護署(環保署)の専案小組(個別案件小委員会)は23日、台湾電力(台電、TPC)大林火力発電所(高雄市小港区)5号機の稼働を2022年末まで延長するための環境影響差異分析報告について、審査通過相当とする初審判断を下した。近く環境影響評価委員会大会(環評大会)で審査通過が決まる運びだ。24日付経済日報が伝えた。
環保署専案小組の会議のもよう。TPCは火力発電機は40年以上の稼働が可能で、大林5号機も定期補修などによって安全を維持したい考えだ(23日=中央社)
稼働延長をめぐる安全性問題については、第三者認証報告または検査報告をTPCが提出し、環評大会で確認を受けることを求めた。
大林火力発電所5号機は当初、今年で稼働を終える予定だった。しかし、電力の供給予備率15%、運転予備力10%の確保という政策に対処するとともに、将来の電力不足に備える観点から稼働延長が決まった。
TPCは「5号機は既存の石炭火力発電所で、環境への影響も比較的低い。もし稼働を延長できれば、予備設備の提供や供給予備率の向上に大きく役立ち、電力供給の安定性を有効に維持できる」と指摘した。
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