ニュース その他製造 作成日:2019年1月24日_記事番号:T00081709
経済部統計処が23日発表した昨年12月の工業生産指数は110.31ポイントで前年同月比1.22%下落、うち製造業生産指数は111.42ポイントで1.45%下落し、春節(旧正月)の影響を除くと、それぞれ2年7カ月、2年6カ月ぶりの前年割れとなった。経済部は、世界経済の鈍化が原因と指摘した。24日付工商時報が報じた。
業種別では、コンピューター・電子製品・光学製品業が124.96ポイントで前年同月比11.93%上昇し、唯一プラス成長となった。米中貿易戦争に伴う台湾メーカーへのサーバーや通信機器部品の転注、および▽USBデバイス▽産業用コンピューター▽SSD(ソリッドステートドライブ)▽パソコン部品──の安定需要が貢献した。
電子部品業は117.83ポイントで前年同月比2.37%下落し、1年2カ月ぶりの前年割れとなった。消費者向け電子機器の需要不振で川下顧客が在庫調整を行ったためだ。うち半導体業は129.89ポイントと0.01%下落し、1年2カ月続いたプラス成長がストップした。液晶パネルと部品業は108.56ポイントで7.41%下落した。
機械設備業は123.73ポイントで前年同月比1.52%下落した。米中貿易戦争の影響で中国メーカーの機械設備投資が縮小していることが要因だ。
経済部統計処の王淑娟副処長は、第1四半期の製造業生産指数は前年同期比2.5~4%下落すると予想した。
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