華碩電脳（ＡＳＵＳ）は24日、同社初のスマートスピーカー「神隊友小布」を発売した。台湾の中国語に特化して開発した音声認識機能を搭載しており、時事用語や流行語も正確に認識できる。台湾の優れたコンテンツ業者とも提携している。価格は2,990台湾元（約１万1,000円）。中時電子報が24日伝えた。
スマートスピーカー「神隊友小布」（中）。食卓においても違和感のない、生活に溶け込むデザインだ（ＡＳＵＳリリースより）
「神隊友小布」は「ヘイ、小布（シャオブ）」と呼び掛けて起動。ニュースを読み上げたり、音楽ストリーミング配信サイト「KKBOX」を通じて音楽を流したりすることができる（２カ月間無料）。この他▽特定の株価を随時、自動的に通知▽天気予報に基づく外出の際のアドバイス▽道路状況提供▽目的地までの経路をスマートフォンに送信▽中国語の単語・文の英語への翻訳──など多様な利用方法が可能だ。
スマホアプリと連携させて事前設定すれば、「失恋した」と話し掛けると、「悲しまないで、好きな曲を聴いて」と答え、曲を流すといった反応もできるという。
三創生活園区（SYNTREND、台北市中正区）内のＡＳＵＳ体験ショップ、全国電子（ｅ－ライフモール）の全土各店舗、インターネット通信販売サイトの「ＰＣホーム24ｈ購物」で購入可能だ。
