ニュース 電子 作成日:2019年1月25日_記事番号:T00081721
サムスン電子は24日、台湾でミドルエンドの穴開き画面スマートフォン「Galaxy A8s」を発表した。2月1日に発売する。本体は1万4,990台湾元(約5万3,000円)。スマホの今年のトレンドは「穴開き画面」と「折り畳み(フォルダブル)」と目されている。25日付電子時報などが伝えた。
サムスンの「Galaxy A8s」。6.4インチの大画面だ(24日=中央社)
穴開き画面スマホは、サムスンが昨年末に発表した「Galaxy A8s」が先駆け。ディスプレイの左上部に小さな穴を開け、その中にレンズを配置していることが特徴だ。華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)も「Nova 4」で追随した。
折り畳みスマホにも参入が相次ぎそうだ。フレキシブルディスプレイを生産する中国の深圳市柔宇科技(Royole)は昨年10月、ディスプレイ部分を折り畳むことができる「FlexPai(柔派)」を発表。モトローラも折り畳みスマホ「RAZR」を近く発表するとされる。今年はサムスン、ファーウェイ、小米集団(シャオミ)、LGエレクトロニクスなどの追随が予想されている。
市場調査会社のストラテジー・アナリティクスによれば、折り畳みスマホの出荷台数は今年は70万台にとどまるが、2021年には3,040万台、23年には5,010万台まで増えると見込まれている。
スマホ出荷台数、今年も減少予測
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)によると、昨年の全世界でのスマホ出荷台数は13億7,000万台で前年比4.3%減だった。今年も13億6,000万台で1.1%減と減少傾向が続きそうだ。
昨年のメーカー別シェアは、サムスンとアップルの退潮とは対照的にファーウェイ、シャオミを中心とする中国勢の躍進が目立った。サムスンとアップルの不振は、台湾のサプライチェーンにとっても懸念材料だ。
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