ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大和ハウスと欣陸投控の合弁、亜洲新湾区内に用地取得か【表】


ニュース 建設 作成日:2019年1月25日_記事番号:T00081725

大和ハウスと欣陸投控の合弁、亜洲新湾区内に用地取得か【表】

 25日付工商時報によると、日本の大和ハウス工業と欣陸投資控股(コンチネンタル・ホールディングス、CHC)の合弁会社、汎陸建設実業は24日、高雄港北部の総合再開発地区、亜洲新湾区(アジア・ニューベイエリア)内の林森四路と中山二路の交差点近くに位置する1,550坪の用地を取得したもようだ。取得額は約28億8,300万台湾元(約102億円)で、単一の用地としては高雄市で過去3番目、亜洲新湾区では過去最高。ホテルとマンションを建設する計画とされる。

/date/2019/01/25/kaohsiung_2.jpg

 観測によると、大和ハウスが65%、欣陸投控が35%を出資する汎陸建設は、2018年6月に地主と売買意向書を交わしたものの、150坪の所有権を持つ地主が売却を拒み、契約が先送りされていた。

 用地は、10年ほど前より中国資本や香港資本を含め多くの取得希望者が交渉を行ったものの、▽所有権が33人に分割されており、地主の多くが海外に居住▽都市計画の変更に伴い用地の使用区分が商用や住宅用など3種に分かれている──などが原因で、取引成立に至らなかった経緯がある。