ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月25日_記事番号:T00081728
シネマコンプレックス(シネコン)大手の威秀影城(VIESHOW CINEMAS)は、昨年の売上高が50億台湾元(約180億円)で前年比2%増だったのに対し、利益が20%の伸びを示した。人件費の削減に加え、スクリーンでのライブ上映(ライブビューイング)が観客動員にプラスとなった。25日付工商時報が伝えた。
特に昨年11月に台湾全土14館で韓国男性アイドルグループBTS(防弾少年団)の映画「Burn the Stage:The Movie」を上映したところ、800元という高額な観覧料金でも半日でチケットが完売し、2,000万元の売り上げを記録した。今月27日には韓国アイドルグループ、Wanna Oneの解散コンサートを8館でライブ上映するが、1,000元のチケットはわずか10分で売り切れた。
19年、3館開業へ
同社はシネコンの増設も継続する。今年は3カ所を開業し、台湾全土のシネコンは18カ所、スクリーン数は174となる予定だ。今年は台北市の信義計画区A13区画、台南フォーカス流行館にシネコンを開設。金門島の映画館、金獅影院の管理を受託する。
新規事業では、昨年12月に三井アウトレットパーク(MOP)台中港(台中市梧棲区)に開店した福岡発祥のフレンチトースト専門店Ivorish(アイボリッシュ)が、同月だけで9,900人の来客を達成し、460万元を売り上げた。今年5月には、日本の技術で室内スノータウン「雪楽地」を設ける計画だ。
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