ニュース 金融 作成日:2019年1月25日_記事番号:T00081733
米台間の金利差拡大を受け、台湾生保業界の2018年の為替差損が過去最悪の2,309億台湾元(約8,200億円)に上ったことが金融監督管理委員会(金管会)の統計で明らかになった。リスクヘッジ費用が4,840億元に達したことが主因で、保険業界全体の昨年の合計利益は5年ぶりの低水準の991億元に落ち込んだ。25日付経済日報が伝えた。
保険業界の純資産は昨年末現在で1兆2,071億元で、前年末に比べ2,735億元(18.5%)も減少した。
金管会の顧立雄主任委員は「為替差損2,300億元という数字は恐ろしいものだが、収益は上がっている」とした上で、「保険業者は17年の為替差損に驚き、リスクヘッジ比率を引き上げ、回収できない多額のリスクヘッジコストを費やした」と指摘した。
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