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台湾大哥大、初の5G屋外試験を実施


ニュース 電子 作成日:2019年1月28日_記事番号:T00081742

台湾大哥大、初の5G屋外試験を実施

 通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は25日、通信機器大手のノキアと共同で第5世代移動通信(5G)基地局を公開し、台湾で初めて3.5ギガヘルツ(GHz)の周波数帯を使用した5Gの屋外試験を実施した。26日付工商時報が報じた。

/date/2019/01/28/01taiwanmobile_2.jpg鄭総経理(中)は、台湾大哥大は第2四半期、新北市新荘区や台北市内湖区のコンピュータールームなどでの5Gネットワークの実験を予定していると明かした(25日=中央社)

 台湾大哥大の鄭俊卿総経理は、国家通訊伝播委員会(NCC)が2020年に割り当てを予定する3.5GHzの5G周波数帯の使用申請を行ったのは同社が初めてで、実験室以外での5G試験も台湾初だと説明した。

 台湾大哥大は同日、5Gを利用した仮想現実(VR)や産業向けの拡張現実(AR)応用技術なども展示した。

 鄭総経理は、消費者向け5G市場が成熟するのは21年以降となる見通しで、NCCが20年に5G周波数帯を割り当てるのはちょうど良いタイミングとの見方を示した。