ニュース 家電 作成日:2019年1月28日_記事番号:T00081745
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)の統計によると、昨年のテレビ受託生産メーカー世界上位16社の出荷台数は9,471万台で、前年比11.2%増加した。首位は鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の中国・富士康科技集団で、前年比4%減の1,600万台だった。28日付工商時報が報じた。
2~5位は、▽冠捷科技(TPVテクノロジー)、1,400万台(前年比10%減)▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、1,085万台(28%増)▽TCL SCBC、1,070万台(28%増)▽恵科(HKC)、790万台(86%増)──。台湾メーカーの瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、群創光電(イノラックス)は、それぞれ出荷台数が3割以上増加した。
昨年テレビ受託生産台数が増加したのは、新興市場の需要が高まる中、サムスン電子、LGエレクトロニクス、小米集団(シャオミ)などのブランドが発注を増やしたためだ。うちシャオミは、発注量を4倍以上に拡大した。
今年のテレビ受託生産市場の出荷台数については、前年比4.5%増の9,900万台と予測した。経済環境の影響で、成長幅が縮小するとの見方だ。
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