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メリダがドイツ工場拡張へ、電動自転車の需要増に対応


ニュース その他製造 作成日:2019年1月28日_記事番号:T00081749

メリダがドイツ工場拡張へ、電動自転車の需要増に対応

 自転車大手の美利達工業(メリダ・インダストリー)は25日、ドイツ子会社、メリダ&センチュリオン・ジャーマニー(MCG)の電動アシスト自転車組立工場を拡張すると発表した。欧州市場の需要増に対応する。MCGが実施する600万ユーロ(約7億5,000万円)の増資に対し、306万ユーロを引き受ける。メリダの出資比率は現行51%のままとなる。26日付経済日報が報じた。

 メリダは台湾で生産した電動アシスト自転車の完成車を欧州向けに輸出している他、台湾で生産したモジュールをMCGの工場で組み立て、ドイツを中心とする欧州の需要に対応している。

 メリダの昨年の電動アシスト自転車出荷台数は14万3,000台で前年比54%増加した。今年は欧米で需要増が期待でき、出荷台数は20万~22万台へと40~60%増加する見通しだ。