ニュース 建設 作成日:2019年1月28日_記事番号:T00081752
富邦金融控股(富邦金)の蔡明興董事長は26日、傘下の生命保険大手、富邦人寿保険が昨年地上権を取得した高雄市の都市交通システム(MRT)凹子底駅そばの商業エリア開発計画について、ショッピングセンター(SC)、映画館、娯楽施設、ホテル、オフィスを備える42階建て、15万坪規模の複合ビルを建設すると明らかにした。投資金額は400億台湾元(約1,420億円)で、年内の着工、2022年の完成を目指す。27日付経済日報が報じた。
蔡董事長(前右)。富邦金は26日台北で、1,300卓規模の忘年会(尾牙)を開いた(26日=中央社)
蔡董事長はまた、東京のSC設計で経験豊富な三菱グループと、設計契約を結んだことも明らかにした。
富邦人寿は昨年、契約金78億780万元で凹子底駅そばの土地1万1,636坪の70年間の地上権を取得。投資報酬率は5%を見込む。
同社は、台北市の信義計画区A25区画でも、高級オフィスビル「富邦信義A25総部」の開発を進めている。
ボーナス、平均7カ月
富邦金は、今年の春節ボーナス(年終奨金)で平均7カ月分を支給する。最高額は約1,000万元。今年の賃上げ幅について蔡董事長は、昨年を下回ることはなく、3%以上の水準になると述べた。
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