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ラーガン、台中で工場拡張【表】


ニュース 電子 作成日:2019年1月30日_記事番号:T00081796

ラーガン、台中で工場拡張【表】

 スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は29日、生産能力拡大のため台中市南屯区で用地3,500坪と建物を新たに取得したと発表した。取得金額は9億8,300万台湾元(約35億円)。今後生産設備を搬入し、拡大する顧客の需要に応える。30日付経済日報が報じた。

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 ラーガンは今月18日、18億元を投じて台中市西屯区で用地7,300坪と建物を取得したばかり。ラーガンはアップルなどスマホ主要メーカーに供給しており、需要期は例年フル稼働となるため、生産能力不足が売上高成長の阻害要因となってきた。近年、台中市で生産拡大のため相次いで用地を取得している。

 証券会社は、ラーガンの台湾での生産拡大は、拡大・多様化するレンズ需要に応えるとともに、米中貿易戦争に対応する狙いもあると分析。台中市に生産ラインを集約し、リソース統合を図っていると指摘した。