ニュース 電子 作成日:2019年1月30日_記事番号:T00081797
蘋果日報電子版が30日伝えたところによると、中堅液晶パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は、南部科学工業園区(南科)の工場で3%の人員削減を行うもようだ。パネル業界では景気悪化が懸念されているが、ハンスターは、春節(旧正月、2019年は2月5日)前の人員削減は例年行っていると説明した。
科技部南科管理局は、ハンスターの人員削減規模は80人以上で、全従業員2,600人の約3%を占めるが、大量解雇の基準には該当しないと説明した。
ハンスターは南科の第5.3世代パネル工場で中小型パネル、タッチパネルやモジュールなどを製造している。同社は、昨年第3四半期決算での現金および現金同等物残高は40億8,800万台湾元(約145億円)、営業活動によるキャッシュフローは36億6,300万元で、財務状態は健全とみられる。
一方、同社の昨年12月連結売上高は7億4,100万元で前月比33.6%減、前年同月比57.8%減。中小型パネル出荷枚数は2,425万枚で前月比54%減だった。
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