ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年1月30日_記事番号:T00081800
車載電子部品メーカー、車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)は、台中港の中港加工出口区(輸出加工区)での工場新設を董事会で決定した。同社と傘下の電動バス(EVバス)大手、華徳動能科技(RAC EV)が電動バスや関連システムを生産する。6月に着工し、2021年初めに量産を開始する予定だ。投資額は13億2,000万台湾元(約47億円)。30日付経済日報が報じた。
新工場の敷地面積は6,298坪、延べ床面積は1万1,201坪となる見通し。地上4階建てで、1~2階で華徳動能が電動バスとバッテリー、動力、電気制御システム、3~4階で車王電子が蓄電、バッテリー管理システムを生産する。
車王電子は、電気自動車(EV)の需要拡大を見込んでおり、生産能力を拡大して今後の受注増に対応すると説明。また、中国で生産している製品の一部を台湾に移管することで、米中貿易戦争の影響を軽減するとした。
新工場の稼働後、車王電子は台湾での売上高が全体の80%に達する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722