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銀行海外子会社による中国支店設置、金管会が開放を検討


ニュース 金融 作成日:2008年6月17日_記事番号:T00008182

銀行海外子会社による中国支店設置、金管会が開放を検討

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、域内銀行の海外支店を通じた中国での支店設置開放を検討しているもようだ。海外子会社を通じた中国の銀行への出資、および事務所(代表処)開設は既に認められており、金融業の中国進出にとって選択肢がさらに広がる格好だ。17日付経済日報が報じた。

 同紙によると、中国に開設している事務所の最終的な目的は支店への昇格であるため、間接的な支店開設が認められれば、まずこれを実行しようとする銀行が増えると予測している。

 金管会幹部は先ごろ、間接的な支店の設置について「認められるべきで、現在検討中」と発言したが、一方、「海外子会社は規模が小さいため、香港と同様の優遇措置が採られなければ進出は難しい」とも話している。

 また、域内銀行による直接の中国支店設立に関しては、中台間で覚書(MOU)を交わす必要があり、金管会では、次回の中台公式協議にこの議題を盛り込めるよう積極的に計画を進めているという。