ニュース
その他製造
作成日：2008年6月17日_記事番号：T00008186
川飛が威奈に出資、太陽エネルギーに進出
自転車部品の川飛工業が16日、太陽エネルギー分野進出を目指し、表面処理設備メーカーで薄膜ソーラーパネルを生産する威奈聯合科技（ナノウィン）に２億台湾元（約７億1,000万円）を出資することを発表した。17日付工商時報が伝えた。
資金は社債の発行、および英領バージン諸島の子会社、精隼の株式47％を処分して調達し、威奈への出資を段階的に進める。川飛は威奈との提携で、１年目に５億元以上の売上貢献があると見込んでおり、太陽エネルギー産業参入に必要な原料供給源や量産技術を掌握したい意向だ。
威奈の黄文啓総経理は、積極的に川飛との提携に取り組み、すでに数種類の新製品に関する研究と協議を行っており、今年第３四半期にも発表したいと語った。
