ニュース 電子 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081875
新竹科学工業園区(竹科)では工業用水の供給源である宝山ダム(新竹県)、宝山第2ダム(同)、永和山ダム(苗栗県)の貯水量が10日現在で50%を割り込み、半導体・液晶パネル産業への影響が懸念されている。11日付経済日報が伝えた。
経済部水利署によると、10日時点の貯水率は、▽宝山ダム、49.8%▽宝山第2ダム、37.7%▽永和山ダム、47.4%──となっている。
科技部竹科管理局によると、今回の事態は貯水量が25%まで低下した2015年以来のことで、当時は農家に休耕を要請したり、水の供給制限を行ったりして乗り切った。同局は「集水域に今後も雨が降らなければ、主なダムの貯水量が低下を続け、早ければ1カ月前後で水の供給に問題が生じかねない」と指摘した。
竹科は毎日平均約13万トンの水を消費する。同局では、既に企業に自主的な節水を呼び掛けており、水利署北区水資源局(北水局)は13日に対応を協議する他、水利署本体でも15日に会議を予定している。
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