ニュース 商業・サービス 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081884
外食大手、王品集団は1日、傘下のステーキレストラン「王品牛排」と鉄板焼きの「夏慕尼」、シンガポールの福建料理レストラン「プー・ティエン(莆田)」で、人件費と食材コストの上昇を理由に値上げを実施すると発表した。2日付工商時報が報じた。
王品牛排ではコース料理のうちメインコースを1,350台湾元(約4,810円)から1,390元、金馬盛宴コースを1,650元から1,690元、2人前コースを3,980元から3,990元にそれぞれ引き上げた。上げ幅は0.25~2.96%。
夏慕尼では「新香榭鉄板焼コース」を1,030元から1,090元へと5.83%値上げ。プー・ティエンでは一部単品料理で価格を引き上げ、客単価にして約10元の値上げを行った。
王品集団は、王品牛排と夏慕尼では2014年以降、値上げを行っておらず、その間に最低賃金が時給で30.4%、月給で19.8%上昇したほか、牛肉の市場価格も20%以上上昇しており、値上げが避けられなくなったと説明した。
なお台湾では今年に入り大手ファストフードチェーンの値上げが相次いだが、中~高価格帯のレストランブランドの値上げは今回が初めてのケースだ。
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