ニュース 農林水産 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081888
中国はアフリカ豚コレラの感染拡大について、台湾側の照会に回答しない状況が続いていたが、中国の海峡両岸農業交流協会は今月2日、台湾の行政院農業委員会(農委会)傘下の農村発展基金に初めてファクスによる回答文書を送った。3日付中国時報が伝えた。
農委会の黄副主任委員は11日、中国のアフリカ豚コレラ感染のピークが過ぎたかは、3~4月になるまで分からないと語った(11日=中央社)
農委会の黄金城副主任委員は、回答文書の内容について、中国政府が国際獣疫事務局(OIE)に通報したのと同様、豚95万頭を殺処分したとの記述があったとした上で、台湾企業関係者からは1億頭以上の豚が感染したとの情報ももたらされており、情報に大きなばらつきがあると指摘した。
農委会の邱垂正報道官は「中国側が本当に関心を寄せているならば、既存のルートで台湾側に回答すべきだ」と指摘した。
農委会動植物防疫検疫局の馮海東局長は、「海峡両岸農業交流協会経由の回答文書は、回答がなかった以前の態度に比べ進歩したと言える」とコメントした。
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