ニュース 運輸 作成日:2019年2月12日_記事番号:T00081910
レストランの運営や冷凍食品の製造、物流事業などを手掛ける海覇王企業グループが、高雄市の前鎮漁港に80億台湾元(約290億円)を投じ、台湾最大規模の複合型冷凍物流園区を設置する計画だ。2021年第3四半期の運用開始を目指す。12日付工商時報が報じた。
海覇王が開設する冷凍物流園区は敷地面積2,700坪の用地に、1,700坪の大型冷凍庫が設置された冷凍物流総合ビルを設置。同施設を通じて実店舗の販路やインターネット販売の取引プラットフォームを構築する計画で、ビル内には新鮮な食材の販売エリアの他、小規模なネット販売業者の事務所も開設される見通しだ。
また、海覇王の飲食事業部は、海鮮鍋料理レストランの新ブランド「前鎮水産」を設立すると発表。1号店があす13日、台北市の西門町にあるホテル、徳立荘(ミッドタウン・リチャードソン)地下1階にオープンする。
同店では当日に前鎮漁港で水揚げされた新鮮な魚介類300種類を直送・販売する他、鍋料理、刺し身やにぎりずしなどを提供する。座席数は320席と台湾最大の海鮮マーケット・鍋料理レストランとなる。将来的には前鎮漁港の冷凍物流園区内にも店舗を開設する予定だ。
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