ニュース 電子 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081920
13日付自由時報が従業員から寄せられた情報を基に報じたところによると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界2位、米アムコア・テクノロジーが、今月末に台湾で100人近い従業員の削減を実施するもようだ。米中貿易戦争により世界の最終製品市場で需要が低迷している他、アムコア台湾拠点はスマートフォン向け業務比率が高く、アップル製品の販売不振にも影響を受けているとみられる。
アムコアは最近の景気低迷を受けて生産ラインの稼働率が低下しており、一部従業員の勤務体制を「4日勤務・2日休暇」から「2日勤務・2日休暇」に移行している。今回、100人近い従業員を解雇するとの観測について同社は「労働当局と意思疎通を図り、全て法に基づいて対応する」とのみコメントした。
一方、業界世界最大手の日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)も、需要低迷の影響で第1四半期売上高が前期比20%近く減少すると予想されているが、人員削減計画は持ち上がっていないもようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722