ニュース 電子 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081924
13日付経済日報によると、経営再建中の日本の中小型液晶パネル大手、ジャパンディスプレイ(JDI)は、中国・浙江省などの資金援助を取り付け、有機EL(OLED)パネル生産ラインを設置する方向で、宸鴻科技集団(TPKホールディング)は出資はせずに、アップルのスマートフォンiPhone向けタッチモジュールの供給で協力するもようだ。有機ELパネルの生産ライン設置には5,000億円を投じ、早ければ2021年に量産する予定で、月産能力400万枚が目標とされる。
TPKは12日、ノーコメントとした。ただ、有機ELパネルや有機ELパネル用タッチモジュールは韓国メーカー1社(サムスン電子)が独占している状況だが、今後、米国の顧客が有機ELパネル調達先を増やせば、他のタッチモジュールメーカーにも受注のチャンスがあると指摘した。
中国メディアの報道によると、JDIは幹部ら20人が袁家軍浙江省長を訪問した。浙江省は資金、用地を供給し、政府系ファンド「シルクロード基金」、嘉実基金管理(ハーベスト・ファンドマネジメント)、敏実集団(ミンスグループ)も出資に参画するもようだ。浙江省とJDI幹部は「鳳凰計画」と命名しているという。
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