ニュース その他製造 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081928
太陽電池メーカーの元晶太陽能科技(TSEC)は12日、16億2,800万台湾元(約58億4,000万円、34.1%)の減資を実施後、5,000万株の現金増資を行うことを董事会で決定した。同社は昨年損失が拡大し、1株当たり純損失が2.43元に達したため、減資後の増資で財務を改善する。増資で得る資金は、利益が比較的高い太陽電池モジュールの生産能力増強と太陽光発電所事業に投じる。13日付工商時報が報じた。
TSECは、屏東県のモジュール工場がここ数カ月フル稼働となっており、設備を追加購入して年産能力を現在の500~600メガワット(MW)から約1ギガワット(GW)に拡大する計画だ。
TSECは、昨年第4四半期にモジュールの受注が満杯となり、受注見通しは今年第2四半期の先まで立っていると説明した。
この他、TSECは台湾糖業(台糖)が昨年実施した入札で、調整池に太陽光発電所を設置する事業を落札し、今年下半期に着工する予定だ。設備容量は約60MW、投資額は30億元に上る見通しだ。
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