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作成日：2008年6月17日_記事番号：T00008193
円剛科技、ＭＳと提携で日本再進出
円剛科技（エバーメディア・テクノロジーズ）は16日、マイクロソフトと戦略提携を結び、日本の地上デジタル放送（ISDB-T方式）用テレビカード市場に再進出すると発表した。円剛は日本で初めてデジタルテレビカードを供給する海外メーカーとなる。17日付経済日報が報じた。
円剛の楊瑞祥総経理は、「今後日系コンピュータメーカーに多様性と価格競争力を備えたノート型およびデスクトップ型パソコン向けの内蔵型高品質テレビカードを提供していきたい」と抱負を語った。
楊総経理によると、同社は世界のテレビカード市場のリーディングメーカーとなるため、ウインドウズ・ビスタのメディア・センターへの対応に長期的な研究開発（Ｒ＆Ｄ）を行ってきたという。
日本ではデジタル放送が始まって以来、デジタル著作権管理（ＤＲＭ）上の厳格な要求により、海外メーカーのデジタルテレビカード市場参入が困難となっていた。しかしマイクロソフトは先ごろ、７月にISDB-T規格に対応した「Windows Media Center TV Pack」の日本発売を発表すると同時に、円剛のテレビカードを推奨していた。
