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友達の10世代工場、中科園区に用地申請


ニュース 電子 作成日:2008年6月17日_記事番号:T00008195

友達の10世代工場、中科園区に用地申請


 中部科学園区(中科)管理局の楊文科局長は20日、友達光電(AUO)が同園区での第10世代工場設置を希望しており、既に400ヘクタールの用地取得申請を行ったと明らかにした。ただ、中科園区では用地不足となっており、友達の今後5~7年の生産応力拡充計画を満たすため、台中、彰化、雲林、南投などで600ヘクタールの土地拡張計画を進めている。17日付蘋果日報が報じた。
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 友達は既に10世代工場建設チームを結成し、複数の候補地で視察を行っているが、現段階では中科を最優先に検討している。初期投資1,000億台湾元(約3,560億円)となる大型プロジェクトとなるだけに、用地所得は政府の力が必要と考えてのことだ。

 友達の陳来助総経理は、「10世代工場自体が大規模なものになることに加え、ガラス基板などのサプライヤーも共に工場を設置する必要があり、全体として用地は広大なものとなる」と話す。

 先日、友達は彰化県二林に10世代工場を設置すると報じられたが、楊局長は、「用地取得のほか、水、電気、交通など関連設備、工場排水など環境問題への配慮も考慮しなければならず、選定作業はまだ終わっていない」と語った。