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冠徳の太子汽車工場跡地開発、用途変更が認可


ニュース 建設 作成日:2019年2月14日_記事番号:T00081958

冠徳の太子汽車工場跡地開発、用途変更が認可

 新北市政府は、冠徳建設(キングダム・コンストラクション)が申請していた同市三重区の太子汽車工業(プリンス・モーターズ)工場跡の用途変更と都市再開発計画を認めると公示した。冠徳建設は今後、建築許可の申請手続きを進めた上で、2020年にも物件発売を見込む。14日付工商時報が伝えた。

 同用地は面積3,580坪で、10年に英業達(インベンテック)の創業者、葉国一氏が29億台湾元(約104億円)で取得後、12年に冠徳建設に29億8,000万元で転売されていた。

 冠徳建設は、地上22階、24階、25階(地下はいずれも5階)の高層マンション3棟(449戸)を建設する。

 同用地は、面積の37%を市政府に寄付することを条件として、用途が乙種工業エリアから住宅エリアに変更され、台北都市交通システム(MRT)頭前庄駅・先嗇宮駅周辺都市再開発計画の一部として、再開発が進められることになった。また、新北市政府も寄付を受けた土地の再開発事業に参加し、冠徳建設と共同開発を推進。配分された物件35戸を社会住宅(賃貸専用の公営住宅)として活用する。