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HTC機向けパネル、統宝などが受注


ニュース 電子 作成日:2008年6月17日_記事番号:T00008197

HTC機向けパネル、統宝などが受注

 
 宏達国際電子(HTC)がタッチパネル式の新型携帯電話端末「ダイヤモンド」向けのディスプレイパネル、タッチパネルを台湾企業に発注していることが分かった。17日付電子時報が伝えた。

 ディスプレイパネルは近く、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)が納入を開始するほか、タッチパネルは洋華光電(ヤングファスト・オプトエレクトロニクス)が独自開発した全平面抵抗式タッチパネル「タッチレンズ」を独占供給する。

 HTCが過去に携帯電話端末「HTCタッチ」を発売した際には、ディスプレイパネルとタッチパネルは日系企業に発注されたが、台湾メーカーの技術力が向上したことで、発注先が台湾企業にシフトした格好だ。

 ダイヤモンドのディスプレイパネルは、2.8インチの低温多結晶シリコン液晶パネル(解像度480×640ピクセル)が採用されている。当初は日系企業のパネルを採用していたが、統宝光電がパネル開発を終えたことを受け発注先をシフトする。

 タッチパネルについても、HTCタッチには日本写真印刷の製品が採用されていたが、その後洋華光電からも調達が始まり、ダイヤモンドでは全面的に同社の製品が採用されることになった。