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鴻海SDPの広州パネル工場、露光装置を搬入


ニュース 電子 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081978

鴻海SDPの広州パネル工場、露光装置を搬入

 鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘(テリー・ゴウ)総裁が出資する堺ディスプレイプロダクト(SDP)傘下の超視堺国際科技(堺SIOインターナショナル広州)は14日、中国・広東省広州市で建設を進める第10.5世代パネル工場に高精度露光装置を搬入した。6月に装置のテストを完了し、10月に第1期分として65、75インチの8Kパネルの量産を開始する予定だ。15日付経済日報が報じた。

/date/2019/02/15/01sio_2.jpg搬入される1台目の露光装置。広州市政府との協力の下、珠江デルタ地域で8Kエコシステム構築を目指す(14日=中央社)

 第2期は次世代パネルと後工程製品の生産を計画しており、量産後の年産額は920億人民元(約1兆5,000億円)に達する見通しだ。

 同工場をめぐっては、ニコンの岡昌志副社長兼最高財務責任者(CFO)が先週7日、鴻海から露光装置の納入延期の要請があったと明らかにしたとロイターが伝えていた。