ニュース その他分野 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081992
経済部投資台湾事務所は14日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資促進プラン「歓迎台商回台投資行動方案」に関する第6回の審査会議を開催し、金属部品の精密加工を手掛ける宇隆科技(TURVO)、ネットワーク設備の亜旭電脳(アスキー・コンピューター)、産業用自動化設備の迅得機械(シムテック・オートメーション・アジア、SAA)の3社による同プランの適用申請を承認した。いずれも米中貿易戦争で、米国が中国製品に対する追加関税措置を実施したことが要因で、投資額は計21億台湾元(約75億円)だ。15日付工商時報が報じた。
投資台湾事務所によると、宇隆科技は中国における自動車部品、医療器材、自転車部品の生産を台中港の中港加工出口区(輸出加工区)に移転する。投資額は7億元。
アスキーは中国・江蘇省蘇州市の呉江工場で行っている無線ルーターの生産ラインを桃園航空自由貿易港区(桃園市大園区)に全面移転する。投資額は5億元。
シムテックも桃園市楊梅区に取得した土地にスマート型の新工場を建設し、一部製品の生産を移管する。投資額は9億元。
なおこれまで「歓迎台商回台投資行動方案」の適用が承認された投資計画は9件で、投資額は計256億元に上り、3,700件の就業機会創出が見込まれている。
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