ニュース 政治 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081994
国民党の呉敦義主席は14日、ラジオ局のインタビューで、2020年総統選への出馬について、「検討すべき問題ではなく、決定を下すかどうかの問題だ」と述べ、出馬に前向きな意向を表明した。15日付自由時報が伝えた。
王前立法院長の党内予備選出馬表明について質問された呉主席は「よいことだ」と答えた(14日=中央社)
呉主席は「公職を務めてきた30~40年来、国家の未来のために仕事をする準備をしてきた。準備時間については、自分が最も長く、最も周到だ」と主張した。
呉主席は一方で、「国民党に適当な人材がいれば、必ず選挙を支援する。現在は複数の候補者を比べている段階だ。そういう人物がいれば、自分が出馬する必要はないのではないか」とも述べた。
その上で、「現在党のイメージが良好で、支持度も高い。それだけにさらに慎重に条件に合う人材を選ばなければならない」とし、自分が南投県長や高雄市長を歴任し、起訴されたことも有罪判決を受けたこともない点を挙げ、「(総統選候補には)それほどの条件を求めなければならない」と述べた。
国民党内では他の総統候補も積極的な動きを見せている。既に出馬表明済みの王金平前立法院長は、中国や米国の訪問を計画していることを明らかにした。一方、朱立倫前新北市長は14日夜、8日間の日程で米シリコンバレーなどを訪れる経済視察に出発した。
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