ニュース 電子 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082000
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は15日、第1四半期の売上高見通しについて、従来の73億~74億米ドルから70億~71億米ドルへと、約4%下方修正した。1月末に発覚した化学材料の品質不良問題が、同期売上高を5億5,000万米ドル押し下げると試算している。18日付経済日報などが報じた。
TSMCは当初、第1四半期の粗利益率を43~45%、営業利益率を31~33%と予測していたが、それぞれ41~43%、29~31%に下方修正した。
ただ、第1四半期の下方修正分は第2四半期に取り戻すことが可能で、今年通年の粗利益率と営業利益率見通しの下方修正は0.2ポイントにとどめた。
ウエハー廃棄、10万枚も
TSMCは当初、シリコンウエハー廃棄量について「2万枚を超えない」と試算していた。業界では、TSMCの1カ月の生産能力に相当する10万枚に上り、エヌビディア、ザイリンクス、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)など主要顧客への出荷に影響を及ぼすとの見方も出ている。
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