ニュース その他製造 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082009
製紙大手の中華紙漿(中華パルプ、CHP)によると、同社が開発した紙製ストローの原料紙「益利吸(イージー・ストロー・ペーパー)」の昨年10月~今年1月の販売量が5,000万本を超えた。供給先は20社近く、うち70%が日本や米国など海外向けだ。18日付工商時報が報じた。
台湾では今年7月より▽公共部門▽学校▽百貨店・ショッピングセンター(SC)▽チェーン経営のファストフード店──で使い捨てプラスチック製ストロー提供が禁止される。
陳瑞和副総経理は、台湾での紙製ストローの普及率は3%に満たない上、安値の中国製やベトナム製が入り乱れ、末端価格は1本1~3台湾元(約3.6~10.8円)と開きがあると指摘した。同社は台湾で唯一、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)や米食品医薬品局(FDA)の基準を満たすハイエンド製品だと説明。今後は市場シェア拡大のため、コストパフォーマンスの高い製品も投入する計画で、複数のファストフード大手と商談中と明かした。
同社は5~6月の出荷量が現在の4倍以上に増加すると予測している。
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