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降圧剤の原薬に発がん性物質、シンモサが回収


ニュース 医薬 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082010

降圧剤の原薬に発がん性物質、シンモサが回収

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は15日、製薬会社の健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)から原薬に発がん性物質のニトロソアミン(NDMA)が混入していたとして、問題の医薬品の回収、廃棄を要求したとの届け出があったと発表した。15日付経済日報が伝えた。

 NDMAが混入していたのは、降圧剤「衛欣保膜衣錠80ミリグラム」「衛欣保膜衣錠160ミリグラム」の原薬として使用されたバルサルタンで、中国の浙江天宇薬業が製造したものだった。シンモサの調べによれば、問題の原薬を使用した衛欣保膜衣錠は約66万錠だという。

 このほか、景徳製薬(シンパックキングダム・ファーマシューティカル)も同じ原薬を使用し、降圧剤「定圧寧膠囊80ミリグラム」を1,155箱生産していたことが判明した。