ニュース 金融 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082014
銀行間ネットワークの運営会社、財金資訊(FISC)の統計によると、高雄市の昨年12月の現金自動預払機(ATM)利用回数は441万3,700回と前月比5.45%増加し、増加幅が6直轄市で最大となった。韓国瑜高雄市長のブームによって、消費が活況を呈しているとの指摘が出ている。18日付経済日報が報じた。
富邦金融控股(富邦金)の蔡明興董事長は、高雄市の六合夜市や瑞豊夜市を訪れた消費者による、ATMでの現金引き出しが増加したと指摘。南部では依然、現金払いが主流で、ATM利用回数が個人消費の重要な指標になっていると説明した。
その他直轄市のATM利用回数は、▽台南市、282万7,100回(前月比5.23%増)▽台中市、550万1,200回(5.06%増)▽新北市、756万600回(4.68%増)▽台北市、706万1,800回(4.44%増)▽桃園市、512万3,800回(4.04%増)──と軒並み前月比で4%以上増加した。
なお、台北市の昨年通年のATM利用回数は8,229万回で、前年比0.69%減となり、初めて減少に転じた。同市では夜市でモバイル決済や交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」での決済が導入されるなど、電子決済の利便性が高まっている。
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