ニュース その他分野 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082019
財政部統計処が15日発表した1月の輸出総額は273億米ドルで前月比4.6%減、前年同月比0.3%減と、3カ月連続の前年割れだった。ただ、1月では過去2番目に高かった。財政部は、米中貿易戦争を受け、クラウドサーバーやパソコン用部品の輸出が大幅に増えたと指摘。スマートフォン大手が年央に在庫調整を終え、下半期には輸出総額がプラス成長を取り戻すと予測した。16日付工商時報などが報じた。
製品別の1月輸出額は、半導体など電子部品が87億6,100万米ドルで、前年同月比0.8%増だった。蔡美娜統計処長は、春節(旧正月、2019年は2月5日)連休の前に、中国のメーカーが在庫を積み増したと指摘した。
情報通信技術(ICT)・オーディオ製品は32億9,400万米ドルで、前年同月比21.4%だった。一方、液晶パネルなど光学器材は9億6,800万米ドルで1%減だった。
従来型産業は、国際原料価格の下落で▽ベースメタル・製品、25億2,500万米ドル(前年同月比7.3%減)▽プラスチック・ゴム製品、18億8,800万米ドル(13.1%減)▽化学品、16億7,500万米ドル(12.3%減)──などが前年割れだった。
米国・日本向け、過去最高
輸出先別では、米国向けが前年同月比21.2%増の38億300万米ドル、日本向けが13.6%増の21億6,000万米ドルで、過去最高を更新した。欧州向けは27億7,000万米ドルで11.4%増加した。
一方、中国(香港含む)向けは103億2,100万米ドルで、前年同月比7.5%減、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは42億8,800万米ドルで15.3%減だった。
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