ニュース 農林水産 作成日:2019年2月18日_記事番号:T00082020
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)などは15日までに、彰化県の順弘牧場に対する立ち入り検査で、鶏卵から残留基準値を超える殺虫剤「フィプロニル」が検出されたとして、鶏卵136万5,000箱を出荷停止とした。検出値は残留基準値0.01ppmに対し、最大0.06ppmだった。16日付中国時報が伝えた。
順弘牧場の検査3件で、フィプロニルが0.03、0.04、0.06ppm検出された(15日=中央社)
順弘牧場が生産した鶏卵は、予防的に撤去された分を含めると、卸業者を経由し、台北市や新北市に2,303箱、46万600箱が流通しており、相当量が消費された可能性がある。TFDAは出荷済みの鶏卵のうち、374箱、7万4,800個に問題があることを確認した。
行政院農業委員会(農委会)によると、先月25日に問題の牧場から任意抽出した鶏卵から残留基準値を超えるフィプロニルが検出されたとの連絡がTFDAからあったため、春節(旧正月)期間を挟んで、中央畜産会が検査を進めていた。
農委会の黄金城副主任委員は、中央畜産会による検査に時間を要した点について、検査を48時間以内、できれば24時間以内に終えるよう改善を要求した。
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