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「日本側の遺憾は謝罪も含む」、釣り船沈没事故で外交部が見解


ニュース 政治 作成日:2008年6月18日_記事番号:T00008205

「日本側の遺憾は謝罪も含む」、釣り船沈没事故で外交部が見解


 尖閣諸島の魚釣島(沖縄県石垣市、中国語名「釣魚台」)の日本の領海内で、台湾の釣り船が海上保安庁の巡視船と衝突して沈没した事故で外交部は17日、「日本政府が示した『遺憾』という見解はわれわれが望んだ謝罪とは落差があるが、第11管区海上保安本部長の発言や態度、日本のメディアが使用した『謝罪』などの報道から、『遺憾に謝罪の意が含まれる』と受け止めた。既に日本から善意の反応があったと見なし、今後は外交手段によって善後を協議していきたい」という見解を発表した。

 日本政府は釣り船沈没事故について「双方に責任があり遺憾」という立場だが、外交部は「日本側から謝罪の意が示された」という解釈で台湾側の面子を立てつつ、事態の沈静化を図る考えとみられる。