ニュース 電子 作成日:2019年2月20日_記事番号:T00082055
業界観測によると、中国のコネクター大手、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)と台湾の英業達(インベンテック)がアップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」の組み立てを受注し、新製品が発売される下半期に生産を開始するもようだ。事実であれば、ラックスシェアはワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」に続くアップル製品の組み立て受注となり、中国受託メーカーの台頭による台湾電子業界への影響が懸念される。20日付工商時報が報じた。
アップルウオッチの組み立ては昨年時点で広達電脳(クアンタ・コンピューター)が80~90%、残りを仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受注していたとされる。ラックスシェアとインベンテックはクアンタの受注を分け合うとみられている。
クアンタは2015年発売の初代モデルからアップルウオッチの組み立てを手掛けてきたが、現在は人工知能(AI)事業を強化しており、林百里(バリー・ラム)董事長は昨年11月、労働集約型の製品に極力リソースを投入しないと表明していた。
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